平成27年度秋の特別行事

小倉遊亀の絵画鑑賞と黄檗山万福寺で味わう普茶料理」

萬福寺回廊と木魚の原型と言われている開梆(かいぱん)

10月8日(木)秋晴れの中、37名の参加者はバスに乗って宇治の萬福寺へと出発しました。行きも帰りも大きな渋滞に巻き込まれませんでした。

黄檗宗大本山である萬福寺は明の帰化僧・隠元禅師の創建です。中国明朝様式で日本の多くの寺院と異なる景観の建物、仏像、境内を僧侶が案内して下さいました。

萬福寺の大雄寶殿(本堂、本尊の釈迦如来坐像の他、十八羅漢像を安置する)

普茶料理

萬福寺を見学した後、4人で一品ずつの大皿料理を分け合う普茶料理(中国式精進料理)をいただきました。
僧侶の説明では、中国料理が大皿で分け合うのは、上下関係がないという意味だそうです。

昼食後、「小倉遊亀コーナー」が常設展示されている滋賀県立近代美術館へ移動し画を鑑賞しました。
小倉遊亀画伯は大正6年に奈良女高師を卒業後、日本画の道に進み多くの名作を遺しました。

滋賀県立近代美術館

帰りは、御在所SAでお土産を買うなどして、ゆっくり休憩しました。
萬福寺境内見学中、食事中、絵画鑑賞中には、少人数ずつの集まりでしたが、年代を越えて新しい出会いができて話に花が咲いていました。
会員相互の親睦を深めることができたと思います。