2022年10月9日(日) ホテル日航奈良 4階 飛天の間にて
コロナの影響で、2年延びた同窓会。
同窓生、恩師、次年度実行委員を合わせて、243名の参加。その仲間たちは、1986年4月に入学しました。
入学式当日はあいにくの雨。たくさんの華やかな傘の花が咲いているのを見て、「本当に奈良女子大学に入学したんだなぁ。」と思ったことを思い出しました。
今岡学長が、女子大初となる工学部開設のお話をされました。
工学部棟は、体育館の南側、2面のテニスコートがあった場所に建てられています。
乾杯のご発声は、体育学科の丹羽先生。
ハリのある元気なお声で「乾杯!」。91歳になられた今でも、週に2,3回テニスを楽しんでおられるとのことでした。
思い出アルバムのコーナーでは、「昭和から平成へと移った時代」に流行っていた歌謡曲がBGMで流れる中、各学部学科、クラブごとに写真が映し出されました。4年間、同じ学び舎で同じ時を過ごした仲間たちにしかわからない、切り取られた懐かしい一瞬一瞬。32年経っても変わらない、輝く笑顔があちこちで見られました。
佐保会理事長の野口先生が、「国立大学の同窓会で、全都道府県に支部を持っているのは奈良女子大学、お茶の水女子大学と東京大学だけのようです。」と紹介されました。佐保会にとって、なんとも誇らしいお話をしてくださいました。
延びた期間、仕事や家事で忙しいところ、開催に向けて何度も準備会を重ね、様々な手配や連絡をしてくださった、実行委員の皆様に深く感謝します。
女学生にタイムスリップした夢の時間はあっという間に過ぎ、数年後の再会を約束して、仲間たちはそれぞれの帰途につきました。