9月8日(土)、参加者10名で冨田信子さん(S32文英文)のお話をうかがいました。

ちょうど1年前の第1回にもお願いした冨田さん、アナウンサーとして活躍された後、長年にわたり、カルチャーセンター等で「朗読・話し方」の講師をなさっています。

今回は「絵本の読みきかせ・ストーリーテリングをめぐって」というタイトルで、実際に冨田さんの素晴らしい「読みきかせ」「音読」を交えながらのお話でした。

絵本は幼児期に初めて出会う文学であること、子供や孫への読み聞かせはもちろん、いくつになっても楽しみ、感動できる優れた絵本が多いこと、ご持参の絵本を何冊も紹介されながらのお話に、みんな子育て時代を懐かしんだり、改めて絵本の世界の深さに驚いたりでした。

また声に出して読み、語ることは状況を論理的に分析する訓練になるし、年を取ると衰えがちな滑舌も鍛えられる、昔話に出てくる「おじいさん」「おばあさん」は子離れができて自立している、「発声が発想を生む」等々、本当に説得力あることばかりで、とても書き尽くせません。

お昼を食べながら楽しい言葉遊びを教えていただいたり、本題のお話が一段落した後は、様々な話題にも花が咲き、(楽しいおしゃべりは何より心と体の健康に効果的!)冨田さんの明るいパワーとお人柄に改めて魅了されたひとときでした。

最後にせっかくカラオケルームが会場なのだからと皆さんで2曲だけ歌も楽しみ、可愛らしい絵はがきのお土産まで頂戴して散会いたしました。

気軽に楽しく集まれる「さえずりクラブ」、多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。