1月27日(土) 第2回さえずりクラブは「ふたばさん、川虫ってなぁに?」のタイトルで西本ふたばさん(S61理生)にお話ししていただきました。

 

 

 

 

 

 

川虫とは水の中にいる虫(水生昆虫)だそうです。中でも西本さんのご専門のトビケラを中心にその生態について伺いました。小さなボトルに入った標本を用意してくださったのでそれぞれの特徴を観察。研究で知り合われたご主人と調査をされた際に新種を発見され、学名にふたばさんのお名前が付けられているというエピソードに、素敵!の声が上がりました。

幼虫がつくる巣の写真では、そのユニークな形に驚きました。研究の魅力は?の質問に、小さなトビケラが川の流れの中で自分たちに適した場所を選び、適した素材で巣を作り、自らを守って生きている姿に愛おしさを感じるとお答えくださっていましたが、初めてトビケラを知る私たちにもその一端が伝わってきました。

最後に、川に住む生き物を水質の指標とする国交省の水質調査のお話がありました。地元の小学生が川で生き物をみつけ河川の水質を調査する活動に、専門家として長年携わっておられるとのこと。子どもたちにとって貴重な経験になりますねという感想から、最近の教育へと話題が広がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル通り「川虫ってなぁに?」の思いで参加しましたが、飲み物を片手に気軽に質問できる会場の距離感も心地良く、楽しく川虫の世界を知ることができました。西本さんには丁寧にお答えいただきありがとうございました。またこのような機会があればぜひ参加したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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